スーパーフードの中でも話題の「キヌア」。
国内外の女優やモデルがSNSを使って紹介したことで、多くの人に広まりました。
キヌアはほうれん草と同じ、ヒユ科アカザ属の植物です。
穀物として認知されていますが、実は”疑似穀物”なんですよ。
近頃はスーパーなどでも、手軽に購入することができるようになりました。
栄養価が高く、人気のある食材です。
(100g中に含まれる栄養素)
食物繊維 | 6.2g(白米の12.4倍) |
鉄 | 4.3mg(白米の5.3倍) |
カルシウム | 46.0mg(白米の9.2倍) |
たんぱく質 | 13.4g(白米の2.1倍) |
メジャーな栄養素だけでも、白米よりかなり優れていることがわかります。
必須アミノ酸もバランスよく含まれています。
キヌアの取り入れ方~食事編~
生では食べられないので、炊いたり茹でたりしていただきます。
最初はまず水洗いをします。
粒が細かく白米を研ぐように洗うと流れていってしまうので、注意が必要です。
目の細かいざる(大きめの茶こしなど)を使うといいでしょう。
無洗米のように水洗い不要のキヌアも売られているので、洗うのが大変という方は利用してみてもいいですね。
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炊飯器で炊く
朝の情報番組「あさイチ(NHK)」で紹介されたレシピが簡単です。
お米1合:キヌア大さじ2の割合で、炊飯器で炊いてください。
水加減はキヌアの体積分のお水をプラスするだけです。
例えば、お米1合とキヌア大さじ2を足したものの水加減は、230ccになります。
慣れてきたらご自分のお好みに合わせて、量を変えてみてくださいね。
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サラダ
沸騰したお湯で10分ほど茹でます。
ざるに上げて水気をしっかりと切り、野菜や海藻などと一緒に和えて下さい。
キヌアの取り入れ方~おやつ編~
キヌアを使った市販のお菓子も売られていますね。
簡単なので、作ってみませんか?
プチプチとした食感がたまりませんよ。
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キヌアヨーグルト
使用する前にフライパンでキツネ色になるまで炒ります。
ヨーグルトにキヌアを入れて、お好みで砂糖やフルーツを入れて甘みを足してください。
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キヌアクッキー
小麦粉に混ぜたり、代用品として使います。
小麦粉アレルギーや、乳製品アレルギーのお子さんでも食べられるクッキーのレシピはクックパッドなどにも載っていますので、ぜひ検索してみてください。
注意点
栄養価が高くて調理法もとっても簡単なキヌアですが、注意することがあります。
それは摂りすぎないこと。
1日あたり、乾燥したキヌア20g(大さじ2程度)を目安に摂るようにしてください。
キヌアは栄養はありますが、カロリーや脂質が高いので摂りすぎると肥満の元になります。
摂取量を守って美味しく食べてくださいね。