歯周病と全身疾患の関係性

本当にただの歯周病?口腔の健康と全身疾患の関係

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昨日まで磨けなかった隙間に「クラプロックス」

最近はコロナウイルスも落ち着いてきたとはいえ、都心では未だ100人単位で感染者が出ています。

そのため、歯が痛くなっても「コロナが怖いから我慢しよう…」と歯科医院に行けない人も多いのではないでしょうか。

その我慢、もしかしたら歯だけでは済まないかもしれないかもしれません。

歯周病は歯だけの病気じゃない


クラプロックス

皆さんは歯が痛くなったら歯医者さんに行きますよね。

そのうち定期的に歯医者さんに通ってお口の健康診断を受けている方はどのぐらいいるのでしょうか。

おそらく、一部の意識の高い患者さん以外のほとんどの人は、お口の定期健診を受けていないと思います。

お口の健康に対して意識の高い患者さんで、歯が痛くなったからという理由だけで歯医者さんに通っている人は最早少数派かもしれません。

では、彼らはどんな理由で歯医者さんに通っているのでしょうか?

それは、お口の健康維持・管理です。

成人の7割が罹患していると言われる歯周病ですが、これは初期には歯茎が腫れたりする歯肉炎が起こる程度で自覚症状がほとんどなく、気づけば病気が進行して歯がグラグラになって抜け落ちてしまうという病気です。

実は、単なる歯の病気に思える歯周病は、歯だけに関わる病気ではないのです。

歯周病と全身疾患


昨日まで磨けなかった隙間に「クラプロックス」

最新の研究から、歯周病の原因となっている細菌と狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・認知症・動脈硬化・感染性心内膜炎・妊娠性歯肉炎・低体重児早産・誤嚥性肺炎・骨粗しょう症・関節炎・腎炎・メタボリックシンドロームなどの全身疾患が密接に関連していることが明らかとなっています。

この事実を知って驚かれた方は多いのではないでしょうか。

しかし、お口は食道・胃・十二指腸・小腸・大腸を通って肛門に繋がっていますし、お口の中には神経や血管も通っており、全身に繋がっています。

このように、お口も全身の一部と考えれば、歯周病と全身疾患の関係はあながち不思議ではないのです。

実際に、歯周病とこれらの全身疾患との関連は医師・歯科医師の間では最早常識になっています。

糖尿病患者の主治医とかかりつけ歯科医が協力して、全身と口腔の両面から糖尿病の治療にあたっている事例も珍しくはありません。

糖尿病や高血圧になったから歯医者に行くという人はいないと思いますが、歯周病の治療が糖尿病などの全身疾患の改善に繋がるケースもあることから、今後はこの意識を変える必要があるでしょう。

お口の健康は全身の健康の源と言っても過言ではありません。

これを機に、歯医者さんに通って、お口の健康から全身の健康を守ることを心掛けてみましょう。

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