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晩婚化に伴い、妊娠出産年齢も高齢化しています。
本記事をご覧の方でも、妊活に力を入れようとしている方は多いのではないでしょうか。
今回は、歯周病と低体重児出産について解説します。
低体重児出産とは?
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皆さんは低体重児出産という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
妊娠を考える年齢にならないと、なかなか他人事のように感じてしまいあまりよく知らないという方が大半であると思います。
低体重児出産について簡単に説明します。
体重にも個人差があり、ほとんどの場合は気にする必要はありません。
しかし、低体重児出産とは文字通り平均出生体重よりも病的に軽い体重で赤ちゃんを出産してしまうということです。
低体重児とは、出生時体重が2500g未満の場合を指します。
それでは、低体重児であると何が問題となるのでしょうか?
早産や低体重で生まれてしまうと、体の機能が未熟であることが多く、感染症や合併症のリスクが非常に高まってしまいます。
具体的には、動脈管開存症や呼吸逼迫症候群などです。
動脈管開存症は、出生後に閉じるはずの大動脈と肺動脈を繋ぐ血管が閉鎖せずに残存してしまう病気です。
こうした疾患は肺や心臓に負担がかかり、命の危険性もありますので、新生児集中治療室などでの、集中的なケアが必要となります。
歯周病と低体重児出産の関係
それでは、一見無関係なように思える母体の歯周病と低体重児出産がどのようにかかわってくるのでしょうか?
一般的に、妊娠すると歯肉炎に罹患しやすくなります。
これを妊娠性歯肉炎と言いますが、これにはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが関係しています。
エストロゲンは歯周病原菌の増殖を促進させたり、歯肉を攻撃してしまうことがあります。
その他にも、女性ホルモンの一種であるプロゲステロンは痛み・炎症物質であるプロスタグランジンの分泌を促進し、歯肉炎を誘発します。
これを放置すると出産後に歯周炎に進行することがありますので、注意が必要です。
そして、このように歯周病に母体が罹患していると、歯周病による炎症性物質が全身に波及し、低体重児および早産のリスクが7倍にも高まるという研究結果も報告されています。
妊娠中に歯科治療を受けるのは怖いという方も多いと思います。
しかし、だからといって歯周病の治療を行わなければより大きなリスクを負ってしまうことになります。
ご自身と子供の安全を守るためにも、ぜひ歯科医院にて口腔内のプラークコントロールを行い、歯周病を予防することをおすすめします。