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前回は、歯周病と大腸がんの関係についてご紹介しました。
今回は、口腔内環境と誤嚥性肺炎の関係について解説します。
肺炎とは?
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皆さんもご存じのように、肺炎は私たちにとって大変身近な病気です。
風邪が悪化して肺炎になったという方も多いのではないでしょうか。
肺炎とは、肺胞と呼ばれる体内の空気のガス交換を行う部位とその周辺に発生する感染症のことを指します。
肺炎の原因は細菌・ウイルス・真菌・寄生虫など様々ですが、より一般的なものは細菌やウイルスによる肺炎です。
肺は外界に曝されている器官であるため、様々な病原体や異物が入り込んできます。
しかし、通常は咳反射や免疫力によって細菌やウイルスは排除されるため、私たちの身体は感染して肺炎を起こすこともなく、恒常性を保つことができています。
しかし、これら身体の咳反射や免疫力が落ちている状態になると、肺に入り込んだ病原体を排除することができず、感染症を起こして肺炎を発症します。
この咳反射や免疫力が落ちている状態というのが、風邪を引いていたり、高齢者であったりするということになります。
口腔内環境と誤嚥性肺炎の関係
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それでは、口腔内環境がどのように肺炎にかかわっているのでしょうか。
口腔内には虫歯菌や歯周病原菌などの様々な細菌が存在しています。
誤嚥性肺炎とは、これらの細菌を含む唾液や食物を食堂ではなく、気管に誤嚥することによって生じる肺炎のことを指します。
入院中の患者や高齢者などでは、咳反射や免疫力、嚥下能力が低下しているため、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高いので注意が必要です。
最近では、誤嚥性肺炎のリスクを下げるため、市中病院や老健施設などでも入院中の患者に対し、歯磨きや舌苔除去などの口腔ケアを通じて口腔内環境を清潔にしている施設が増えています。
また、歯科治療や口腔ケアを行うことで、患者の退院日数を短縮できるというデータもあり、外科手術や放射線治療、化学療法の術前・術後に口腔ケアは積極的に実施されています。
誤嚥性肺炎は入院患者でなくとも家で寝たきりの人や高齢者などの免疫力が低下している人であれば、その発症リスクが高まり、死に直結しやすい疾患です。
したがって、誤嚥性肺炎予防のためには、正しい歯磨き方法や口腔ケアの方法などを身に着け、口腔内環境を衛生的に保つことを心掛けることが重要となります。
また、虫歯や歯周病に罹患している方もそのリスクが高まりますので、歯科医院での早期の治療が誤嚥性肺炎予防に繋がります。
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