ヘルスパフォーマンスというワードを聞いたことがあるでしょうか?
実は今、主婦の間で家庭における調理シーンにて重要視され、注目を浴びているワードなんです。
そんなヘルスパフォーマンスについて今回はご紹介していきたいと思います。
ヘルスパフォーマンスとは?
コストパフォーマンスや時短に次いで新たに登場した注目ワード、ヘルスパフォーマンス。
それはどのようなものかというと、一度の食事でいかに栄養を効率よく取り入れられるか、という考え方を示す言葉なんです。
お料理に同じ食材を同じ量使っていても、調理方法によって栄養の吸収率は変わってきますよね。
ですので、家族の健康を支えるうえでヘルスパフォーマンスの高い食事を考えることがお料理の作り手にとって重要になってくるのです。
では、具体的にはどのような調理方法がヘルスパフォーマンスの高い調理方法といえるのでしょうか。
食材例を挙げながら何点かご紹介していきたいと思います。
ほうれん草はレンジでチン
ほうれん草にはビタミンCが豊富に含まれています。
しかしビタミンCは、加熱すると壊れてしまう性質を持っています。
ほうれん草をお湯で茹でると壊れたビタミンCがお湯へ流れ出てしまうので、ほうれん草を調理する際は電子レンジを使用する方が栄養を逃がさずに摂取することができておすすめなんです。
電子レンジを使うと楽ちんですし、栄養もしっかり取れるなんて一石二鳥ですね。
人参は皮付きのまま油で調理
人参などの緑黄色野菜には、βカロテンという美肌に良いとされる栄養素が含まれています。
このβカロテンは、油と一緒に摂取すると吸収率がぐんとアップします。
人参の皮にもそういった栄養をたっぷり含んでいるので、人参は皮付きのまま油で炒めるのがベターな調理方法です。
きのこは冷凍保存
きのこ類にはキノコキトサンなどといったダイエットに有効な成分が含まれています。
こういった成分は、きのこを冷凍したことによってきのこの細胞壁が壊れると、外へ流れ出やすくなります。
ですので、ダイエットしたい方はきのこは冷蔵庫ではなく、冷凍庫に入れて保存しましょう。
いかがでしたでしょうか。ヘルスパフォーマンスの考え方に基づき、それぞれの食材のおすすめ調理方法を紹介させていただきました。
ちょっとした工夫で栄養を効率よく取り入れることができるので、ぜひみなさんも様々な食材を用いて、ヘルスパフォーマンスを意識したお料理をしてみてはいかがでしょうか。