ハーブティーはハーバルティー、インフュージョン、ティーザーヌとも呼ばれ古くから親しまれてきた薬草茶です。歴史は古く、古代ギリシャ時代にさかのぼり、医学の祖ヒポクラテスの処方に「ハーブの煮だした液を飲む」と言うのがあるそうです。これがハーブティーの起源です。
筆者は気分や、体調でハーブティーを選んで飲むのですが、効能を知っていると買うときの
参考になりますね。
ハーブティーは大きく分けて3つに分けられますので、ご紹介します。
1、リラックス効果のあるもの
心身を鎮静させ、緊張を解きほぐし、イライラを鎮めバランスを取り戻す作用があります
・ジャーマン カモミール
心身をリラックスさせるとともに、消炎作用を発揮する為ストレスによる胃炎、胃潰瘍や不眠、冷え性や生理痛など婦人科の症状に用いられます
・エルダーフラワー
マスカットのような甘い香りがするハーブ。
フラボノイドを豊富に含むハーブの代表、発汗や利尿作用をもたらします。
抗アレルギー作用ももち、カタル症状を鎮めるため、欧米では「インフルエンザの特効薬」と呼ばれ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりと言った花粉症の症状にも用いられます
2、リフレッシュ効果のあるもの
こころと体に活力を与える強壮作用が疲労回復などに役立ちます
・セントジョーンズワート
少し苦みのあるすっきりとした香り神経系の強壮作用にすぐれ、心労がかさんで弱気になったり、不安で落ち着かない心を鎮めてくれます。
また、更年期の沈んだ気分を解消したり、生理不順、消化不良、せきにも効果的です。
スコットランドではこのハーブを窓やドアに吊るすと災害をまぬがれることが出来ると言い伝えられています。
・ペパーミント
爽やかな香りは気分をリフレッシュしてくれます
また、消化器の機能を調整するため、食べ過ぎ、飲み過ぎ、食欲不振や消化不良、ストレスが原因の下痢や便秘、腹痛を繰り返す過敏性腸症候群などの心身症にも用いられる事があります。
3、体内の毒素を排出するような利尿効果のあるもの
新陳代謝を高めることが、美と健康につながります
・マテ
カフェインの入ったハーブ世界の三大ティーに数えられます
脳の働きを活性化し、利尿効果があります
ビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄を豊富に含むので、「飲むサラダ」と呼ばれています
・ネトル
フラボノイド、葉緑素、ビタミン、ミネラルを豊富に含むハーブです
アトピーやリウマチなどのアレルギー疾患に体質改善の目的で使われます
利尿、浄血効果もあります